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すえぜん
ふりがな文庫
“すえぜん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
据膳
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
据膳
(逆引き)
だって旦那、
据膳
(
すえぜん
)
を食べたからといって、盗み食いとは言えますまい、ねえ、先様御持参の御馳走を
大菩薩峠:39 京の夢おう坂の夢の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
叡山
(
えいざん
)
あたりでは、
中間僧
(
ちゅうげんそう
)
や、
堂衆
(
どうしゅう
)
をこきつかって、
据膳
(
すえぜん
)
下げ膳で
朝夕
(
ちょうせき
)
すんでいるか知らんが、当寺の
学生寮
(
がくしょうりょう
)
では、そんな惰弱な生活はゆるさん。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そこらへ一番持ちかけて行ってみたらどんなものだろう——イヤなおばさんのこってりした
据膳
(
すえぜん
)
を、がんりきの奴がどうあしらうか、これは浅公なんぞよりはたしかに役者が上だから
大菩薩峠:33 不破の関の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
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