“学生寮”の読み方と例文
読み方割合
がくしょうりょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
叡山えいざんあたりでは、中間僧ちゅうげんそうや、堂衆どうしゅうをこきつかって、据膳すえぜん下げ膳で朝夕ちょうせきすんでいるか知らんが、当寺の学生寮がくしょうりょうでは、そんな惰弱な生活はゆるさん。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
わけて、この京都八坂郷やさかごう清水寺きよみずでらは、東大寺系なので、南都の学生寮がくしょうりょうもあり、夜になって一所に集まると、論議や談笑で、正月の夜も変らなかった。
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)