“ルウレット”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
球賭盤16.7%
賭球盤16.7%
旋回盤16.7%
回旋盤16.7%
廻円盤16.7%
賭球戯16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さて、球賭盤ルウレットの象牙玉に連れて廻る、人の運などというものは、本当に不思議なものでございますわ。
すると不幸にして、まあ27が出る。その瞬間ですヨ。一座の注意が、球賭盤ルウレットの文字板に集まっている瞬間に呪文を唱えてヒョイとそいつを手の中へ呼び返してしまう。
でもね、コン吉、どうせ賭球盤ルウレットだって狂人きちがいでしょう。公爵も、ま、それに近いわけね。だからこの二つを組合わせると、ことによったらことによるかも知れない、と思うのよ。
ことに今度は、相手が賭球盤ルウレットだからどんなことになるかわかりゃしない。どうせ、まともなわれわれがやったって勝てないのに、どうしてまともでない公爵の勝つわけがあるものか。
ちょうど二十五万法勝ったところでタアブル No. 6 は陥落した。タアブル主任シェフ旋回盤ルウレットにおおいを掛け、その上に薔薇を飾って『お祝い』した。
十二台の青羅紗のテーブルの上には、美しいニッケルの旋回盤ルウレットが、『六日間自転車競走』における自転車の車輪のごとく、朝の八時から夜中の二時までやむ時もなく旋回する。
最も回旋盤ルウレットに近い椅子に割り込み、まさに美膳に臨もうとする美食家のような会心の笑みを浮べながら、ゆうゆうとテーブルの風景を観賞していたが、やがて、コン吉はがいがい
どの卓子テーブル廻円盤ルウレットはたいがい最低十フランの規定だった。幾つもの台が整然と並んで、そのすべてが顔いろを変えた紳士淑女で一ぱいだった。
踊る地平線:09 Mrs.7 and Mr.23 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
賭球戯ルウレットというやつはいつになっても命とりですな。二十五万フラン勝って一度に二十五万法すっちまったら、誰れだってそんな気持になりますよ。