“リフレーン”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
畳句25.0%
反覆句25.0%
疊句25.0%
繰返し25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「リアロー、リアロー、リリ・バリアロー」云々という畳句リフレーンがあるのである。
第二行は畳句リフレーンになっている。「死人箱」というのは西インド諸島中の一つの小島の名。海賊船がその死人箱島に乗り上げた時に助かったのは僅か十五人の海賊とラム酒が少しとだけであったという。
という反覆句リフレーンになると、それまではひょろひょろしながらついていた声も急に目の醒めたような心からの力で
広場 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
彼が何度もその「過失を人も許せかし、過失を父も許せかし」といふ結びの二句を疊句リフレーンのやうに繰り返してゐるのを感動して聞きながら、また彼が詩を作り出したのかと思ひ合つた。
萩原朔太郎 (旧字旧仮名) / 堀辰雄(著)
あの、歌の繰返しリフレーンのようだったよろこびの囁きと一緒に。——わたしたちは三人で暮すんです、少くとも一ヵ月。
道標 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)