“リアリティ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
現実50.0%
真実50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いわんや、解剖学の不確実など、寝耳に水であろう。天然なる厳粛の現実リアリティの認識は、二・二六事件の前夜にて終局、いまは、認識のいわば再認識、表現の時期である。叫びの朝である。
HUMAN LOST (新字新仮名) / 太宰治(著)
しかも、わが小説文学が兎も角も身につけた生活色、表現としての真実リアリティは、舞台に於ては、遂に実を結ばなかつたのである。
新撰劇作叢書刊行について (新字旧仮名) / 岸田国士(著)