“ヨハネ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:よはね
語句割合
約翰100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
我に世の知らざる食物あり(約翰ヨハネ伝四章三十二節)、我に永遠かぎりなくかわくことなき水あり(同十四節)
基督信徒のなぐさめ (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
墓𥥔の周囲は、約翰ヨハネと鷲、路加ルカと有翼こうしと云うような、十二師徒の鳥獣を冠彫かしらぼりにした鉄柵に囲まれ、その中央には、巨大な石棺としか思われない葬龕カタファルコが横たわっていた。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
遥々はるばるマニラまで辿りつきながら、一歩のところで思ふにまかせぬ悲運に日夜焦躁したが、徒らに落胆すべきではないので、彼は先づ聖約翰ヨハネ院と名づける病院をたてゝ哀れな病者を収容し