“モルグ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
屍体置場25.0%
山葡萄25.0%
死骸陳列場25.0%
死體收容室25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのときは——あの兇行のあったへやが暗かったものですから——短刀で胸を一突きにられたのが致命傷ということだけ判ったのですが、屍体を屍体置場モルグへ運んでから、私が改めてしらべると
昨年の夏帰った時には、庭一杯に色とりどりの花が咲き乱れ、塀のぐるりには母の植えたという林檎の苗木や山葡萄モルグつるがひとしお可憐だった。
故郷を想う (新字新仮名) / 金史良(著)
日本橋のほかに、幾つかの見附は、その頃罪人曝場さらしばになり、死骸陳列場モルグにも利用されてゐたのです。
死體收容室モルグで十分研究しないと正確には申し上げられませんが、先づ水曜の夜か木曜の明方にやられたものと推定します。つまり死後三十六時間乃至四十八時間ぐらゐです。」