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ミストラル
ふりがな文庫
“ミストラル”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
西北風
66.7%
惡風
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
西北風
(逆引き)
モンテ・カルロ第一という
巴里旅館
(
オテル・ド・パリ
)
の豪奢な居間にこもりっ切りになって、四五日前から、沈鬱な顔をして額を押えながら、「
西北風
(
ミストラル
)
が来る!
西北風
(
ミストラル
)
が来る!」
ノンシャラン道中記:04 南風吹かば ――モンテ・カルロの巻――
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
コン吉とタヌは、公爵がまた
西北風
(
ミストラル
)
に乗って大勝して来るのだろうと、大いに期待していると、二時間程ののち、オテルの
室付給仕
(
パレエ
)
が、息せき切って二人の部屋に駆け込んで来た。
ノンシャラン道中記:04 南風吹かば ――モンテ・カルロの巻――
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
果してその日の
正午
(
ひる
)
ごろから、ものすごい勢いで
西北風
(
ミストラル
)
が吹き出した。
ノンシャラン道中記:04 南風吹かば ――モンテ・カルロの巻――
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
漫々たる
海面
(
うなづら
)
は青色から濃い灰色に変り、はるかなるフレエジュの山の上に薄黒い雲が徂来するのは、多分今夜、
西北風
(
ミストラル
)
でもってこのリヴィエラ一帯を吹き荒らそうとする
風神
(
ゼフィロス
)
の前芸なのであろう。
ノンシャラン道中記:03 謝肉祭の支那服 ――地中海避寒地の巻――
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
ミストラル(西北風)の例文をもっと
(2作品)
見る
惡風
(逆引き)
殊に
惡風
(
ミストラル
)
の日は。
ゴオガンに宛てたフアン ゴツホの手紙(一八八八年)
(旧字旧仮名)
/
フィンセント・ファン・ゴッホ
(著)
ミストラル(惡風)の例文をもっと
(1作品)
見る
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