“マタギ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:またぎ
語句割合
狩人50.0%
叉木50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私にこの話を聴かせてくれた同所の老人の狩人マタギの話ですと、寒中のひどくしばれる日に、えもののくるのを木陰などでさけしんで(耳を傾けてうかがうて)いると
東奥異聞 (新字新仮名) / 佐々木喜善(著)
そこに奥州きっての狩人マタギの達人斯角東蔵がその技倆競べをしにはるばると伊勢の国までゆく。
東奥異聞 (新字新仮名) / 佐々木喜善(著)
古式なのは、桁行ケタユキ長く、梁間ハリマの短い三尺位の高さのもので、地に掘つ立てた数多い叉木マタギで、つき上げた形に支へられてゐる。つまり伏せ廬の足をあげたものであるからの名と思はれる。
琉球の宗教 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)