“ポルトガル”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:ぽるとがる
語句割合
葡萄牙85.0%
7.5%
葡萄耳5.0%
葡国2.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あのアメリカ人は傍のあの紳士を前葡萄牙ポルトガルマヌエル陛下と知らずに、あんなあけすけな態度で女の話をしかけて居る。
ドーヴィル物語 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
そこで、この煙草は、誰の手で舶載されたかと云ふと、歴史家なら誰でも、葡萄牙ポルトガル人とか、西班牙スペイン人とか答へる。
煙草と悪魔 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
フランスの海で涼気を初めて覚え、ポルトガルの首都では暑熱はなお強かった。
南半球五万哩 (新字新仮名) / 井上円了(著)
ポルトガル領東アフリカの首都モザンビイクは、いま雨期のまっ盛りにある。
人外魔境:01 有尾人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
大入で這入はいれないからガレリーで立見をしていると傍のものが、あすこにいる二人は葡萄耳ポルトガル人だろうと評していた。
倫敦消息 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「十六世紀頃の葡萄耳ポルトガル人が被った帽子のような恰好かっこうですね。——この薔薇ばらはまた大変赤いもんだな、こりゃあ」
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
近頃葡国ポルトガル領西部アフリカで発見された一種の植物の球根は丁度蕪菁かぶらのような格好をしているが、その液汁中には護謨を含み、これを圧搾して酒精アルコールかたまらせると二分の一プロセントくらいのゴムが取れる。
話の種 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)