“トシウラ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:としうら
語句割合
年占100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
亀井戸の鷽替ウソカへの鷽は、形の上からすぐさま合点の行く様に、神前に供へられた削り掛けの依代を、奪ひ合ふ年占トシウラの一種なのである。
髯籠の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
大晦日と、十四日年越しと、節分とは、半月内外の遅速はあるが、考へ方によつては、同じ意味の日で、年占トシウラ祈年トシゴヒ左義長トンド道祖神祭サヘノカミマツリ厄落ヤクオトしなどは、何の日に行うてもよい訣である。
盆踊りと祭屋台と (新字旧仮名) / 折口信夫(著)