“ストローヴァヤ”の漢字の書き方と例文
語句割合
食堂100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
伸子はこんど帰って来て食堂ストローヴァヤの中をうろついている男女や子供がいなくなったことに気付く。並木道のベンチにあてのない表情で腰かけている男女がなくなった。
道標 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
伸子と素子とは蠅をかきわけて食堂ストローヴァヤのテーブルにつき、アゾフ海名物の魚スープといっしょに蠅をのみこまないためには、絶えずスプーンを保護して左手を働かせていなければならない程だった。
道標 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)