“ジンギスカン”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
成吉思汗60.0%
成吉汗20.0%
成吉斯汗10.0%
成吉思可汗10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
之を纏めたならば『成吉思汗ジンギスカン實録』以上の大部の書物が出來る。追々は『別録』とか『餘録』とか名づけて、世に公にする積りであるといはれた。
那珂先生を憶う (旧字旧仮名) / 桑原隲蔵(著)
即ち民族にかかわらずすべての民族を征服せんとした例の羅馬ローマの世界統一主義、あるいは漢の武帝、成吉汗ジンギスカン、タメルラン、アレキサンダー等の採りたる主義より
大戦乱後の国際平和 (新字新仮名) / 大隈重信(著)
、あはしませんわ。あたし本当に馬鹿ばかだつたのねえ。でも、貴方、これから強く/\なつて、成吉斯汗ジンギスカンのやうな英雄になつて下さいね
ラマ塔の秘密 (新字旧仮名) / 宮原晃一郎(著)
ジウラ王子は蒙古の王様のうちでも、成吉斯汗ジンギスカンのすゑだとよばれる名家の子でした。が、不幸にして早く、お父様になくなられ、それから又、近頃、お母様も死んで、孤児みなしごになつてゐました。
ラマ塔の秘密 (新字旧仮名) / 宮原晃一郎(著)
見給へ、源義経は成吉思可汗ジンギスカンとなつたのである。成吉思可汗は欧洲を侵略し、西班牙に至つてその消息を失ふたのである。
風博士 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)