『那珂先生を憶う（なかせんせいをおもう）』
文學博士那珂先生の卒去は實に突然の事で、吾輩は今猶夢の如く思ふ。左に少しく先生に就て知れる事實を紹介致さう。何分客舍匆卒の際であるから、年月や書名などには、多少の間違はあるかも知れぬ。是は豫め容赦を願つて置く。 先生は非常の勉強家で、其の記 …
著者桑原隲蔵
ジャンル歴史 > アジア史・東洋史 > 中国
初出「大阪朝日新聞」1908（明治41）年3～4月（五回に分載）
文字種別旧字旧仮名
読書目安時間約16分（500文字/分）
朗読目安時間約26分（300文字/分）