“カンニャ”の漢字の書き方と例文
語句割合
火酒100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
陰気な、沼蛙ぬまがえるの声がするだけの寂漠たる天地。天幕テントのそばの焚火たきびをはさんで、カムポスと折竹が火酒カンニャをあおっている。生の細茅サベジニヨスにやっと火が廻ったころ、折竹がいいだした。
人外魔境:05 水棲人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)