“エルビー”の漢字の書き方と例文
語句割合
紅玉100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それにしても本当に紅玉エルビーという女は、何んという不思議な女であろう。そういう女に逢ったということは、なんという私の不運であろう
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
そいつを押すと、壁の一部が、そのまま一つの扉となり、ギーと内側へ開いた隙から、紅玉エルビーを抱えて飛び込むと、扉はハタと閉ざされた。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
振り返って笑った女の顔は、やっぱり紅玉エルビーに相違ない。張教仁はそれと知ると、嬉しさに胸をドキドキさせ、女に追い付こうと走り出した。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)