“イハヒ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:いはひ
語句割合
伊波比33.3%
鎮斎33.3%
鎮護33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(一)……伊波比イハヒ返事カヘリゴト神賀カムホキ吉詞ヨゴト……ツギテのまゝに、供斎イハヒゴトつかへまつりて……天つつぎての神賀カムホキ吉詞ヨゴトまをしたまはくとまをす。(出雲国造神賀詞)
祓除ハラヘ鎮斎イハヒに関した物ばかりである事——此部分だけ独立したのだらう——、辞別コトワキの部分が斎部関係の事項であるものが多い事——幣帛や、大宮売オホミヤノメ神や斎部関係の事が、それだ。
宮廷の海語部は、後には、卜部の陰に隠れて顕れなくなり、卜部の名で海語部の行うた鎮護イハヒのことほぎを言ひ立てる様になりました。此卜部が、陰陽寮にも勢力を及ぼしました。
翁の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)