“わるさわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
悪沢90.9%
惡騷9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
悄気しょげた顔はどこにもない、油紙は人夫どもに処置させて、先刻げ込んだばかりの、白河内岳の頂上に立って、四方を見廻した、南の方、直ぐ傍近く間の岳(赤石山脈)と、悪沢わるさわ岳がけわしく聳えて
白峰山脈縦断記 (新字新仮名) / 小島烏水(著)
また南アルプスで最も起伏の多い部分は、赤石岳を中心として北は悪沢わるさわ岳から南はひじり岳に至る延長一、二キロの間であるが、少し無理をすれば十二座は数えられる。
南北アルプス通説 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
その灰白色な惡騷わるさわがしさを迫き立て迫き立て押しこくり
展望 (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)