“わさん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
和讃83.3%
和讚16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御殿の中の和讃わさんは、素晴らしく美しいものでした。それは異國的で、妖艶で、美しい女聲の大合唱が、岸を打つ浪のやうに、夜の空氣をかき立てるのです。
それをまた迎える本堂は花を降らし、衆僧は棺をめぐって和讃わさんの合唱と香の煙りとで人を窒息させた。
妙音よどみなく、和讚わさんを咏じて
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
聞け、今和讚わさんぞ堂におこる
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)