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ろうがしら
ふりがな文庫
“ろうがしら”の漢字の書き方と例文
語句
割合
牢頭
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
牢頭
(逆引き)
「おお!
薊州
(
けいしゅう
)
奉行所の
牢
(
ろう
)
役人。そうだ、そこへおいでなさるのは、たしかあだ名を
病関索
(
びょうかんさく
)
とおっしゃる
牢頭
(
ろうがしら
)
さんじゃございませんか」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「な、な、なんですかえ。
牢頭
(
ろうがしら
)
の重ね畳はお城も同然なんだ。お
奉行
(
ぶぎょう
)
さまがちゃんとお許しなんですよ。降りろとは、ここを降りろとはなんでござんす!」
右門捕物帖:35 左刺しの匕首
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
この牢の中では、一千六百四十幾日というのが古参だったが、当然、格からいっても、一段高い
牢頭
(
ろうがしら
)
の坐るところには、わしが坐っていた。
茶漬三略
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
強悪無類の
牢頭
(
ろうがしら
)
たるわしが、そんな弱音を顔いろに現わしたら、たちまちまわりの
狼
(
おおかみ
)
どもに
舐
(
な
)
められてしまう。
茶漬三略
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
牢頭
(
ろうがしら
)
、二、三日経つと、私たちは一遍、牢を出されて、世間の風にふかれる事ができますね」
茶漬三略
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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