“れいぼ”の漢字の書き方と例文
語句割合
鈴慕100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鈴慕れいぼきょくつまを恋う女鹿めじかの想いを憐々れんれん竹枝ちくしのほそい孔から聞くような鈴慕の哀譜であった。
牢獄の花嫁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
今のその鈴慕れいぼの曲ですな、出過者ですぎものの私は、鈴慕の曲を聞かせていただくごとに、堪能の方々にこれをお尋ねを致してみたのでございます、いったい鈴慕の曲は、どなたの御作曲で
大菩薩峠:27 鈴慕の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
この曲を聞けば、恋人は、必ず自分と知るであろう、あの、鈴慕れいぼの曲を。
牢獄の花嫁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)