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れいふん
ふりがな文庫
“れいふん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
霊氛
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
霊氛
(逆引き)
すべてのものを幽玄に化する一種の
霊氛
(
れいふん
)
のなかに
髣髴
(
ほうふつ
)
として、
十分
(
じゅうぶん
)
の美を
奥床
(
おくゆか
)
しくもほのめかしているに過ぎぬ。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
それでなければ卒然と春のなかに消え失せて、これまでの
四大
(
しだい
)
が、今頃は目に見えぬ
霊氛
(
れいふん
)
となって、広い天地の間に、
顕微鏡
(
けんびきょう
)
の力を
藉
(
か
)
るとも、
些
(
さ
)
の
名残
(
なごり
)
を
留
(
とど
)
めぬようになったのであろう。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
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