“りんばん”の漢字の書き方と例文
語句割合
輪番100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうして、海豹あざらし漁猟開始期の暗い夜など、水夫らに輪番りんばんをさせるには非常に骨が折れたのであった。
輪番りんばんに主になったり、客になったり、呼びつ喚ばれつ、祭は村の親睦会だ。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
暖い日は、甲州の山が雪ながらほのかにかすむ。庭の梅の雪とこぼるゝあたりに耳珍しくも藪鶯やぶうぐいすの初音が響く。然しまだえ返える日が多い。三月もまだ中々寒い月である。初午はつうまには輪番りんばんに稲荷講の馳走ちそう
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)