“りゅうげんとく”の漢字の書き方と例文
語句割合
劉玄徳100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これは予州よしゅうの太守劉玄徳りゅうげんとくが義弟の関羽かんうあざな雲長うんちょうなり、家兄玄徳の仰せをうけて、義のため、呂布を扶けに馳けつけて参った。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「しかも、漢室の宗族のうちにこの人があろうとは、正に、天佑ではないか。見たまえ、ご列親のうちに予州よしゅう刺史しし劉玄徳りゅうげんとくの名があるではないか」
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「そうだ。近頃、新しく徐州の封をうけて、陶謙とうけんの跡目をついで立った劉玄徳りゅうげんとくを頼ってゆこう。……どうだろう陳宮」
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)