“らんよう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
濫用97.1%
擥要2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いかなる権力の濫用らんようも、いかなる暴戻ぼうれいも、極悪な暴君のいかなる非道も、ブジリスやチベリウスやヘンリー八世のいかなる行為も
とかく金に限らず、位置でも名誉でもおのれにするときは、油断をすれば逆上ぎゃくじょうしてこれを利用するを忘れてただ濫用らんようおちいりやすい。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
「たいして貸しそうもないぜ。『通鑑』も『擥要らんよう』の方がいいのだろう。」
梅雨晴 (新字新仮名) / 永井荷風(著)