“らいじょう”の漢字の書き方と例文
語句割合
頼襄100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
預けられた茶山の塾の壁に「山ぼんみず、先生どん」の出奔遺書をのこして京地へ走った一書生の頼久太郎は、今では、山陽外史頼襄らいじょうの名を
梅颸の杖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しかしてかの封建局外の学士頼襄らいじょうのごときすら封建立法者の策中に籠絡せられ、なお農を尊び、商を賤しむの議論をなす。その弊また知るべきなり。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
生産すなわち武備、武備すなわち生産にして、かかる実例はかの頼襄らいじょうが、わが朝の初めて国を建つるや、政体簡易、文武一途、海内かいだいを挙げてみな兵なり。しかして天子これが元帥たり。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
頼襄らいじょう曰く
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)