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よろひどほ
ふりがな文庫
“よろひどほ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
鎧通
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鎧通
(逆引き)
早くも
鎧通
(
よろひどほ
)
しに氣がつくと、用箪笥から持つて來て、血塗つてお鈴の死骸に握らせ、自害らしく見せかけ、隣の部屋へ引つ返して鎧通しの
鞘
(
さや
)
の
鯉口
(
こひぐち
)
まで拭つて置いた。
銭形平次捕物控:304 嫁の死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「お前は默つてゐろ、——横町の御浪人は、
鎧通
(
よろひどほ
)
しで内職の
妻楊枝
(
つまやうじ
)
を
削
(
けづ
)
つてるぢやないか、御用聞き風情が、唐紙の穴を塞いだところで、御政道の
瑕瑾
(
かきん
)
にはならないよ」
銭形平次捕物控:314 美少年国
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
私は
碁
(
ご
)
の助言の途中から、家の中に入り、灯を持つて來るといふことにして、
鎧通
(
よろひどほ
)
しを持出し——
銭形平次捕物控:304 嫁の死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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