“よもぎゅう”の漢字の書き方と例文
語句割合
蓬生100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
襖をそっと細目にあけて、内の様子をうかがってみると、かき立てた燈火ともしびの横に坐り、所在なさそうにつつましく、蓬生よもぎゅうこよみを繰っていた。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
廻廊づたいに嫁の蓬生よもぎゅうが、こなたへ歩いて来るのが見えた。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
婢女めしつかいが奥へ通じたと見え、ひき違いに蓬生よもぎゅうが現われた。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)