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蓬生
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よもぎゅう
ふりがな文庫
“
蓬生
(
よもぎゅう
)” の例文
襖をそっと細目にあけて、内の様子をうかがってみると、かき立てた
燈火
(
ともしび
)
の横に坐り、所在なさそうに
慎
(
つつ
)
ましく、
蓬生
(
よもぎゅう
)
は
暦
(
こよみ
)
を繰っていた。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
廻廊づたいに嫁の
蓬生
(
よもぎゅう
)
が、こなたへ歩いて来るのが見えた。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
婢女
(
めしつかい
)
が奥へ通じたと見え、ひき違いに
蓬生
(
よもぎゅう
)
が現われた。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
“蓬生”の解説
「蓬生」(よもぎう)は、『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。第15帖。巻名は末摘花の荒廃した邸に茂る蓬に因む。
(出典:Wikipedia)
蓬
漢検準1級
部首:⾋
14画
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
“蓬生”で始まる語句
蓬生庵