“よしいく”の漢字の書き方と例文
語句割合
芳幾100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
稲荷の登旗のぼりに、大書を頼まれることが度々あって、父は幼年から亀田鵬斎や、その他の書家たちから可愛がられ、六、七歳の時分から、絵のたちがよいというので師匠の国年や芳幾よしいく
国芳の門人中(芳幾よしいく芳年よしとし芳虎等)明治にりてなほ浮世絵の制作をつづけしものすくなからざれども
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
二世国貞にせくにさだ国周くにちか芳幾よしいく芳年よしとしの如き浮世絵師がさかんその製作を刊行したのも自然の趨勢であらう。
虫干 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)