“ようはく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
楊柏50.0%
腰帛50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこへ腹心の馬岱ばたいが、一箇の首級をもたらして来た。すなわち漢中軍の軍監楊柏ようはくの首だった。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ところが、それを馬超が小耳にはさんで、楊柏ようはくに恨みをふくんだ。要らざることをいって水をさすやつだ——というわけである。楊柏は彼に殺されるかもしれないと思って恐れだした。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
これを、一族の大将楊柏ようはくに相談すると、楊柏は
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
古びて見る面影もないがそれは凡人ただびとく剣ではない。琅玕ろうかんたまがついていたはず、戛玉かつぎょくとよぶ珠だよ。剣帯けんたいに革かにしき腰帛ようはくもついていたのだよ。王者のはいとそれを呼ぶ。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)