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ゆえつ
ふりがな文庫
“ゆえつ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
愉悦
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
愉悦
(逆引き)
だって僕は、あなた方さえ知らないような生の
愉悦
(
ゆえつ
)
を、こんな山の中で人知れず
味
(
あじわ
)
っているんですもの。
美しい村
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
たましいは
愉悦
(
ゆえつ
)
のあまり自分の本来の状態を忘れつくして、
唖然
(
あぜん
)
として嘆賞しながら、日に照らされた物体のうちの最も美しいものに、すがりついて離れない——それどころか
ヴェニスに死す
(新字新仮名)
/
パウル・トーマス・マン
(著)
とすれば、私を裸体にしてさまざまな姿態に置きかえることに限りない
愉悦
(
ゆえつ
)
を覚えていた夫の所作をも、
悉
(
ことごと
)
く見て知っていたであろうことも想像できる。
鍵
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
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