“ゆいまぎょう”の漢字の書き方と例文
語句割合
維摩経100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大木の声に接し大木の口ずからの話しでなければ、真に腹にしみないのだ。けれどもきょうは別に何を聞こうとも、何を話そうとも思わないできたのである。大木は維摩経ゆいまぎょうを見ておった。
廃める (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
大悲の疾い あの名高い『維摩経ゆいまぎょう』というお経には、「衆生のやまいは煩悩ぼんのうよりおこり、菩薩の疾いは大悲よりおこる」
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
法華経ほけきょう勝鬘経しょうまんぎょう維摩経ゆいまぎょうの三つでありまして、大乗経典中の最も大乗的のものであります。
仏教人生読本 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)