“やまむら”の漢字の書き方と例文
カタカナ:ヤマムラ
語句割合
山村100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大和国添上そふのかみ山村やまむら(今の帯解町辺)に行幸(元正天皇)あらせられた時、諸王臣に和歌を賦して奏すべしと仰せられた。その時御みずから作りたもうた御製である。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
往来は稀な山村やまむらで、名におう上野国こうずけのくに東口の追貝村、頃は寛延元年八月の二日、山曇りと云うので、今まで晴天でいたのが暗くなって、霧が顔へかゝりました、暗さは暗し
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
少年探偵団員の川瀬かわせ山村やまむらの二少年が、世田谷区のある町を歩いていました。ふたりとも小学校の六年生ですが、今日は日曜日なので、世田谷のお友だちをたずねた帰り道なのです。
魔法博士 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)