“やまがただいに”の漢字の書き方と例文
語句割合
山県大弐100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
同時に、町々は浪人の狩立かりたて、江戸表では長沢町の山県大弐やまがただいに、一昨夜南町奉行所の捕手にからめられて、一味のこらず、揚屋入あがりやいりとあいなった。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それはその翌年、桜痴居士が『日日新聞』紙上に連載した小説「山県大弐やまがただいに」を、作者自身が同社へは無断で春陽堂から出版させたというのであった。
明治劇談 ランプの下にて (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
竹内式部しきぶ山県大弐やまがただいに。カムフラージュされた形で賀茂真淵かもまぶち本居宣長もとおりのりなが以下の国学派がそれである。
尊攘戦略史 (新字新仮名) / 服部之総(著)