“やぶい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
藪入66.7%
藪医25.0%
薮入8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わけてもその夜は、おたな手代てだいと女中が藪入やぶいりでうろつきまわっているような身なりだったし、ずいぶん人目ひとめがはばかられた。
姥捨 (新字新仮名) / 太宰治(著)
「ずゐぶんひどい医者だ。漢方の藪医やぶいだな。たうとうみんな風化かな。」
楢ノ木大学士の野宿 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
薮入やぶいりかい? ばかだなあ。奉公人じゃあるまいし。日曜や休暇きゅうかには大手をふって帰ってくる。寄宿舎へはいっているのも同じことさ」
苦心の学友 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)