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やせろうにん
ふりがな文庫
“やせろうにん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
痩浪人
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
痩浪人
(逆引き)
伊右衛門は女房は子孫のために
娶
(
めと
)
るもので、
妾
(
めかけ
)
として遊ぶものでないから、それほど吟味をするにも及ばないと思った。この
痩浪人
(
やせろうにん
)
は一刻も早く三十俵二人
扶持
(
ぶち
)
の
地位
(
みぶん
)
になりたかったのであった。
四谷怪談
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
「覚えてやがれ、このごろ来た御陣屋の
痩浪人
(
やせろうにん
)
に違いない」
大菩薩峠:04 三輪の神杉の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
おだまンなさいよ、
痩浪人
(
やせろうにん
)
! 第一さ、見返りお綱に惚れるなんて、身のほど知らずというものだ。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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