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やすざけ
ふりがな文庫
“やすざけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
安酒
66.7%
廉酒
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
安酒
(逆引き)
爺さんは「
長髪
(
ちょうはつ
)
」と呼ばれていたが、仕事をしまっての帰りがけには必ず
安酒
(
やすざけ
)
をあおって来て、ちぐはぐな
怪気焔
(
かいきえん
)
をあげていた。
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
又
安酒
(
やすざけ
)
や嘔吐の
汚点
(
しみ
)
は、舵も錨も失せた私に
ランボオ詩集
(新字旧仮名)
/
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー
(著)
やすざけ(安酒)の例文をもっと
(2作品)
見る
廉酒
(逆引き)
彼は
一切
(
いっさい
)
の
角
(
つの
)
を隠して、周囲に同化す可く
努
(
つと
)
めた。彼はあらゆる村の
集会
(
しゅうかい
)
に出た。諸君が
廉酒
(
やすざけ
)
を飲む時、彼は
肴
(
さかな
)
の沢庵をつまんだ。葬式に出ては、「諸行無常」の旗持をした。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
やすざけ(廉酒)の例文をもっと
(1作品)
見る
“やすざけ”の意味
《名詞》
やすざけ【安 酒】
安価で品質のひくい酒の俗称。
(出典:Wiktionary)