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やけばい
ふりがな文庫
“やけばい”の漢字の書き方と例文
語句
割合
焼灰
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
焼灰
(逆引き)
燃え尽した書物がフィルムの逆転によって
焼灰
(
やけばい
)
からフェニックスのごとく甦って来る。巻き縮んだ
黒焦
(
くろこげ
)
の紙が一枚一枚するすると伸びて焼けない前のページに変る。
雑記帳より(Ⅱ)
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
しかし、自分の懐かしい家は無くなり、美しい
背広
(
せびろ
)
も、
丹精
(
たんせい
)
した
盆栽
(
ぼんさい
)
も、振りなれたラケットもすべて赤い
焼灰
(
やけばい
)
に変ってしまったことがハッキリ頭に入ると、
反
(
かえ
)
って不思議にも
胆力
(
たんりょく
)
が
据
(
すわ
)
ってきた。
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
やけばい(焼灰)の例文をもっと
(2作品)
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