“やけぎみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
自棄気味61.5%
自暴気味30.8%
絶望気味7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして半ば自棄気味やけぎみに、一人で飲んで騒いでやれと考えて、それでもなお念のために、懐中を一応調べてみると、七八円の金しか残っていなかった。
電車停留場 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
小善を治めても及び着かぬてふ自暴気味やけぎみを起すかも知れず、今日の小乗仏教徒に、余り大事業大功徳を企つる者なきは多少この理由にも基づくなるべし。
山口は俄に口をつぐんで何か黙考していたが、やがてスコシ絶望気味やけぎみ
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)