“やくもみしょう”の漢字の書き方と例文
語句割合
八雲御抄100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
八雲御抄やくもみしょう』に曰く、初春の初子にかくすれば命ものぶるなり、『袖中抄』に曰く、この玉帚とはめどきという草に子の日の小松を引き具して帚に作りて
有職について、院は『世俗浅深秘抄』、順徳院は『禁秘抄』をつくられ、歌については院は『後鳥羽院御口伝』、順徳院は『八雲御抄やくもみしょう』を作られたのであった。
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)
八雲御抄やくもみしょう』には単に「もずのくつで、我身がはりに蛙やうの物を、物に刺して置くなり」とばかりあるが、これも同じく時鳥に向って、支払われなければならぬくつの代価であったことは
『万葉』はことばがむずかしいから、他人に使われて解し兼ねることのないように、一応学ぶべきだと記されてあり、順徳院の『八雲御抄やくもみしょう』にも『万葉』の名はあげておられるが、『万葉』を本体として
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)