“もんどのしょう”の漢字の書き方と例文
語句割合
主水正100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これより先幕府は安政三年二月に、蕃書調所ばんしょしらべしょ九段くだん坂下さかした元小姓組番頭格ばんがしらかく竹本主水正もんどのしょう正懋せいぼうの屋敷跡に創設したが、これは今の外務省の一部に外国語学校をかねたようなもので、医術の事には関せなかった。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
主水正もんどのしょうじゃ。差料にせい」
南国太平記 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
その人の消息を知りたければ、大坂城へ参って、富田主水正もんどのしょうという人物をたずねてみるとよい
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)