“もろごえ”の漢字の書き方と例文
語句割合
諸声100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この楽器のうちにひそみしさまざまのいとの鬼、ひとりびとりにきわみなきうらみを訴えおわりて、いまや諸声もろごえたてて泣きとよむようなるとき、いぶかしや、城外に笛の音起りて
文づかい (新字新仮名) / 森鴎外(著)
その姿を見かけると、富士と、八ヶ岳とが、諸声もろごえで大菩薩に呼びかけて言うことには
大菩薩峠:25 みちりやの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
アコ長ととど助、屋敷の門前へ四ツ手をすえ、諸声もろごえ