“もとら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
元良80.0%
許等20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
元良もとら勇次郎は友人ではあったけれど、学説においてはしばしば衝突をきたしたのである。
「表象無くんば自我意識無し」元良もとら博士はくしのこの一句のなかには深遠な造蓄が含まれている。認識には当然ある種の情緒と意欲とを伴う。これらの者の統合がすなわち自我ではないか。
愛と認識との出発 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
うかれ男 何でそれがしがいふことが戯言たはむれごとであらうぞや。戯れごととはお許等もとらのいふことぢや。いとし、恋しも口の先、腹の内には舌出いて、いやさ(唄。)
南蛮寺門前 (新字旧仮名) / 木下杢太郎(著)