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もうしぶん
ふりがな文庫
“もうしぶん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
申分
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
申分
(逆引き)
小野さんは
申分
(
もうしぶん
)
のない聟である。ただ財産のないのが欠点である。しかし聟の財産で世話になるのは、いかに気に入った男でも幅が
利
(
き
)
かぬ。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
気の利いた所が
菊五郎
(
きくごろう
)
で、
確
(
しっか
)
りした処が
團十郎
(
だんじゅうろう
)
で、その上
芝翫
(
しかん
)
の物覚えのよいときているから実に
申分
(
もうしぶん
)
はございません。
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
申分
(
もうしぶん
)
なく完成されておりますので……あとに残っている仕事と申しますのは唯一つ、貴方が昔の御記憶を回復されまして、その実験の報告書類に
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
もうしぶん(申分)の例文をもっと
(27作品)
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“もうしぶん”の意味
《名詞》
もうしぶん【申し分】
不満な点。
(出典:Wiktionary)
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