“もうげん”の漢字の書き方と例文
語句割合
妄言100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それまでの、のへのへと笑み妄言もうげんを言うケティは、もう何処かへ消えてしまったのだ。
人外魔境:03 天母峰 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
司馬懿は陣中の迷信に弾圧を加え、厳しく妄言もうげんいましめたが、孔明は一種の神通力を持って、奇蹟を行う者だという考えは牢固ろうことして抜くべからざる一般の通念になってきた傾きすらあった。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)