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むらっかん
ふりがな文庫
“むらっかん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
無落款
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
無落款
(逆引き)
無落款
(
むらっかん
)
がこの種の焼物の本来の性情であります。もとより安土瓶でありまして、主に関東一帯の台所で用いられたごく普通の雑器であります。
益子の絵土瓶
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
その時分の
無落款
(
むらっかん
)
のものに極めて
佳
(
よ
)
いものが多かったからかも知れませんが、兎に角近世作家のものが、もっとあってもいいと思ったほどでした。
浮世絵画家の肉筆:――花は霞を透してひとしおの風情があるもの――
(新字新仮名)
/
上村松園
(著)
午前十時の陽が、
磨硝子
(
すりガラス
)
をはめた五間ぶっとおしの窓一ぱいに照っており、
床
(
とこ
)
の
間
(
ま
)
の「平常心」と書いた
無落款
(
むらっかん
)
の大きな
掛軸
(
かけじく
)
が、まぶしいほど明るく浮き出している。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
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