“むねつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
無熱50.0%
胸突50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この湖水の名をチベット語でマパム・ユムツォ(〔無能勝母湖〕)といって居る。また梵語ぼんごには阿耨達池アノクタッチといい漢訳には無熱むねつのうとしてある名高い湖水であります。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
いよいよ山巓さんてんに近く水が無いものとすれば、胸突むねつき八丁をくだって金性水きんせいすいまで汲みに行かねばならぬ。オオ金性水よ! 金性水よ! そこには氷のごとき清水が瀑布たきのように落ちているのだ。
本州横断 癇癪徒歩旅行 (新字新仮名) / 押川春浪(著)