“むしよ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
無所50.0%
虫避50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人といふものは二気あれば即ち病む、といふ古い支那のことわざにある通り(中略)宜しくたんさかんにし、飲食を適宜にし、運動を怠らずして、無所むしよ畏心ゐしんに安住すべきである。
日本大地震 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
こう云う季節に山路やまみちを行くには何か虫避むしよけに頭から被れるものを携帯すべきであったと思い、ショールを持って来なかったことを悔いたが
細雪:03 下巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)