“むこく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
夢告66.7%
無告33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むかし、九天玄女の夢告むこくをうけたとき宿シュクウテ喜ブ——という一語をたしか聞いている。これかもしれない? 彼と呉用とはそれッと船を少し進めさせて
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「それよ、それをたのめとの、ご夢告むこくにちがいない」
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
宿の女中たちは、巫女を呼んで、この女のために口よせを頼み、その非業ひごうの魂をやわらげると共に、無告むこくの訴えを幽冥界から聞こうとしました。
大菩薩峠:22 白骨の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)